再成長に向けて日本企業が新規事業の成功数を増やすために、筆者は組織としての新規事業「着工力」を高めることが必要と説きます。「着工力」に焦点を当てて、経営リーダーと事業企画・推進チームの双方が共通の認識をもち、効果的なプロセスで新規事業を進めるためのヒントをご紹介します。
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Education
- カーネギーメロン大学経営学修士(MBA)
- 東京大学文学部卒業
BCG日本共同代表
株式会社三和銀行(現 三菱UFJフィナンシャル・グループ)を経て1998年にBCGに入社。BCGのトランスフォーメーションとターンアラウンドの専門ユニットであるBCGトランスフォーメーショングループ(BCG Transform)のNortheast Asia Systemのリーダー。BCG金融グループ、テクノロジー・メディア・通信グループ、および保険グループのコアメンバー。
金融、通信、テクノロジー、メディア、消費財、運輸などの業界の企業に対して全社戦略、事業戦略、新規事業構築、ターンアラウンド、アライアンスなどに関わる支援を行っている。