組織設計| BCG

組織戦略

BCGの組織設計アプローチはひとつの前提から始まります。それは、企業のパフォーマンスを変えるには、従業員が働いている組織の状況・背景を変える必要があるということです。

社内で起きることは、必ずしも組織構造やプロセス、システムの問題ではなく、行動の問題、すなわち従業員がどのように行動し、やりとりし、意思決定するかという問題でもあります。このようなパフォーマンスの根底にある要因に取り組むため、BCGでは個々人の行動を変革し、新しい働き方を奨励し、パーパス志向の組織カルチャーを醸成する一連の施策を適用します。

こうした組織設計アプローチを用いることで、BCGは最近、ALM Intelligenceにより組織戦略コンサルティングにおける市場リーダー企業の中でベストと評価され、「組織能力の深さ」「組織能力の幅」「クライアントへの成果」においてトップスコアを獲得しました。

BCG「Smart Design for Performance」アプローチ

BCGの組織構造・設計改革のためのアプローチ「Smart Design for Performance」は、企業パフォーマンスの向上、複雑性の克服、従業員エンゲージメントの強化の各面で大きな成功が実証されています。この組織設計アプローチには次の3つの主なステップがあります。

組織再編の目的を定義する。自社のパフォーマンスの不足分、つまり現在のパフォーマンスと目標パフォーマンスのギャップを明確にする。競争優位性、戦略的優先事項、組織のペインポイント（痛点）に関して、組織再編の正確な狙いを特定する。

目標とする行動を定義し、それに従って組織を設計する。組織再編の目的をサポートする行動を特定する。組織構造、役割と責任、個々の人材の資質、組織イネーブラーなど、先進的な組織設計要素を幅広く活用し、そうした行動を促進するための組織を設計する。

実現させる。分散設計、多層的なコミュニケーションを伴う厳密なプログラム・マネジメント、組織能力構築を通じて、組織全体に適切なコンテクストを醸成し、リーダーとトップ人材の能力を向上させる。

BCGの組織設計ツール

「Smart Design for Performance」アプローチと、私たちの強力なツールセットを組み合わせることで、企業に柔軟で高パフォーマンスで現代的な組織になるための道を開くことができます。

今日のニーズに合わせた組織設計

BCGが独自に開発した、組織のトランスフォーメーションを支援するソフトウエアツール「OrgBuilderTM」の詳細をご紹介します。

BCGの特許取得済みツールOrgBuilderは、クライアントが複雑性を積極的に解決し官僚主義を回避して、あらゆる組織構造・設計の改革をうまく実行する助けとなります。

BCG独自のスマート・シンプリシティアプローチにより、企業は、パフォーマンスと成長を妨げる要因となっている、増大し続ける組織の複雑性をマネジメントできるようになります。
BCGのOrgVantageソリューションにより、BCGの組織設計コンサルティングチームは、12のコンテクスト・レバーに照らしてパフォーマンスを評価する包括的な組織診断を行うことができます。
BCGの分散型の組織設計アプローチは、組織の中の組織内の事情に精通したマネジャーが自身で役割を定義し、ポジションへの人材配置を適切に行えるようにします。

Our OrgVantage solution allows our organization design consulting teams to perform a holistic organization diagnostic that evaluates performance against 12 context levers.

BCG’s distributed approach to design ensures that managers deep within the organization are responsible for defining roles and aligning people with positions.