BCG、新CEOにクリストフ・シュヴァイツァーが就任

リッチ・レッサーは会長に就任

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(本資料は米国で発表された報道資料の抄訳です)

ニューヨーク発、2021年10月1日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、同日付けでクリストフ・シュヴァイツァー(Christoph Schweizer) が新CEOに就任したことを発表いたします。シュヴァイツァーは世界約1,500人の全マネージング・ディレクター & パートナーの互選によって選出され、BCGの7人目のCEOとなります。3期約9年にわたりCEOを務めたリッチ・レッサーは会長に就任し、現会長のハンスポール・バークナーは名誉会長に就任します。

シュヴァイツァーは1997年にBCGミュンヘン・オフィスに入社後、2007~2012年のBCGニューヨーク・オフィスでの勤務を含め、20年以上にわたりBCGに在籍しています。2014年BCGエグゼクティブ・コミッティ(経営会議)メンバーに就任、2017年からはBCGの中/東欧・中東地区のチェアマンを務めました。

クリストフ・シュヴァイツァーのコメント:
BCGの歴史上、もっとも大きな荒波のなかで組織を舵取りする機会をいただき、身が引き締まる思いです。私がお話を伺うクライアントの多くは、かつてない変化に取り組んでいます。どう業務をデジタル化するか、気候変動とサステナビリティという課題にどう立ち向かうか、人材をどう確保するか、そしてコロナ禍からどう抜け出すか。こうした課題にクライアントとともに立ち向かうことで社会に貢献していきたいと考えています。
この9年間にリッチ・レッサーが組織に与えた変化は、ビジネスの成長や能力の拡大のみならず、組織を率いる誠実で高潔な姿勢によるものでもあると考えています。この組織を引き継げることに感謝するとともに、BCGが今後も経営に携わる方々のお役に立てる組織であり続けられるよう、努めてまいります。

なお、BCGは本年3月、11月に予定されている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)のコンサルタンシー・パートナーの就任を発表し、気候変動の問題解決に取り組むBCG気候変動・サステナビリティセンター(Center for Climate & Sustainability)を立ち上げました。また、BCGは2050年のネットゼロ実現に向けて必要な気候変動対策技術の開発を推し進める画期的なプログラムである「Breakthrough Energy Catalyst」に出資しています。
 

クリストフ・シュヴァイツァー(Christoph Schweizer)

1997年BCGミュンヘン・オフィス入社。2007~2012年BCGニューヨーク・オフィス勤務。BCGヘルスケアグループのグローバルリーダー、BCGプラクティスエリアグループ(専門委員会)全体のグローバルリーダーなどを歴任。2014年BCGエグゼクティブ・コミッティ(経営会議)メンバー就任(現任)、2017年よりBCG中/東欧・中東地区チェアマン。2021年5月BCGのCEOに選出された。
コブレンツWHU オットー・バイスハイム経営大学卒業、テキサス大学オースティン校経営学修士(MBA)。
ドイツ出身、ミュンヘン在住。家族は妻と3人の子ども。48歳。

■ 本件に関するお問い合わせ

ボストン コンサルティング グループ マーケティング 久保・直江
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com

ボストン コンサルティング グループ(BCG)

BCGは、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。BCGは1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設されました。今日私たちは、クライアントとの緊密な協働を通じてすべてのステークホルダーに利益をもたらすことをめざす変革アプローチにより、組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししています。

BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と、現状を問い直し企業変革を促進するためのさまざまな洞察を基にクライアントを支援しています。最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能によりソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じ、組織に大きなインパクトを生み出すとともにより良き社会をつくるお手伝いをしています。

日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立しました。