「令和4年度大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業」参加企業の募集を開始
2022年6月20日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、環境省から委託を受け、「令和4年度大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業」への参加企業の募集を開始しました。本事業では、Science Based Targets(注1)(以下、SBT)等の温室効果ガス排出削減目標を設定した企業の目標達成を、コンサルティングを通じて支援します。具体的な削減対策の検討や、実行計画の策定をお手伝いし、我が国におけるロールモデル企業の創出とその横展開を目指します。
1. 支援対象企業の募集について
支援内容: 環境省から委託を受けたBCGが、対象企業の以下の検討を支援
対象企業: SBT認定取得済み企業(認定申請中含む)
その他、サプライチェーン全体で中長期的な削減目標の設定や取り組みを行っている企業を含めて4社程度
募集期間: 2022年(令和4年)6月20日(月)~同年7月19日(火)17時まで
申請書提出先および問い合わせ先:
モデル事業への参加を希望する企業は、環境省プレスリリースにて「公募要領」および「事業概要」をご確認のうえ、「申請書」、「申請書(別添)」に必要事項を記入しPDF化したファイルを、2022年(令和4年)7月19日(火)17時までに下記の提出先へメールにてご提出ください。なお、昨年度版の「SBT等の達成に向けたGHG排出削減計画策定ガイドブック」も参考資料としてご覧ください。
E-mail: SBTsupport2022@bcg.com
令和4年度大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業 事務局(BCG)
2. 「令和4年度大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業」実施の趣旨・背景について(環境省)
パリ協定において企業等による非政府主体の排出削減が求められたことから、グローバルに活動する大企業を中心にSBT等の脱炭素経営の取り組みが広がっております。そして、我が国の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとするためには、脱炭素に向けた取り組みを、個別企業における取り組みに加えて、サプライチェーン全体に広げていくことが重要です。
以上を背景に、SBT等の目標達成に向けた企業の具体的な削減行動を促すため、「令和4年度大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業」を実施することといたしました。
本事業により、我が国における企業の排出削減のロールモデルを創出するとともに、事業を通じて得られたノウハウを幅広い企業に横展開することを目指します。
申請書等資料につきましては、環境省プレスリリースをご覧ください。
http://www.env.go.jp/press/111224.html
(注1)パリ協定に整合した、科学的根拠に基づいて設定された温室効果ガス排出削減目標
■ 担当者
丹羽 恵久 マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループの日本リーダー。ハイテク・メディア・通信グループ、社会貢献グループ、および組織・人材グループのコアメンバー。
慶應義塾大学経済学部卒業。国際協力銀行、欧州系コンサルティングファームを経て現在に至る。
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 直江・福井・天艸
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com
BCGは、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。BCGは1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設されました。今日私たちは、クライアントとの緊密な協働を通じてすべてのステークホルダーに利益をもたらすことをめざす変革アプローチにより、組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししています。
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日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立しました。