生成AIや半導体、物流危機など2025年に検討すべき10の経営論点を解説
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)のコンサルタントが2025年に検討すべき経営上の重要課題を解説した書籍『BCGが読む経営の論点2025』が、日本経済新聞出版より2024年11月8日(金)に発売されます。本シリーズは2018年版の発売開始後、毎年発行を重ね、今回が8冊目になります。
コロナ危機、ウクライナ・中東での紛争、米中対立の激化など、グローバルレベルでさまざまな事象が複雑に絡み合うなか、企業経営を取り巻く不確実性はより一層高まっています。このような時代だからこそ、グローバルな視点で時代の潮目を読み取ることが、企業の戦略的な方向性を定める出発点になります。
本書は、日本企業が今後10年超にわたって持続的な成長を実現していくうえで、2025年時点において、日本の企業経営者が優先的に考えるべき10のマネジメント上の重要論点を提示しています。いずれの論点も、BCGの第一線のコンサルタントが、多様な業界のクライアント企業との実際のプロジェクトのなかで獲得した実践知にもとづいて書き上げています。
■ 本書の主な内容と執筆者
序章 世界の潮流を理解し、持続的な成長を実現する (佐々木 靖)
第1章 生成AIを武器にする 事業を変革する〝大玉案件〟が成功の鍵 (陳 昭蓉・中川 正洋)
第2章 自動車の未来 EVだけではない、100年に一度の大変化 (滝澤 琢・込山 努)
第3章 半導体の再興 世界で戦うために国内基盤の再構築を (小柴 優一・繁田 健)
第4章 次世代エネルギーの推進 脱炭素と競争力強化の二兎を追う (平 慎次・シュノッツ ダニエル 慎偉)
第5章 生物多様性に向き合う 豊かな自然資本を日本企業の強みにする (森田 章・佐野 徳彦)
第6章 物流を変革する テクノロジーで危機を乗り越える (北川 寛樹・豊島 一清)
第7章 プライシングを進化させる 世界基準の値付け力の獲得に向けて (阿川 大・紀平 啓子)
第8章 R&D(研究開発)能力の向上 グローバル競争力再生への10の要諦 (平谷 悠美・中村 健)
第9章 スタートアップとの協働 企業のイノベーションの起爆剤に (平井 陽一朗・福島 広造)
第10章 アクティビストを超えて より高次の企業価値創造を目指す (加来 一郎・辻垣 元)
■ 書籍概要
書籍名: BCGが読む経営の論点2025
編者: ボストン コンサルティング グループ
定価: 2,200円(本体2,000円+税)
発売日: 2024年11月8日(金)
ISBN コード: ISBN978-4-296-00223-8
仕様: A5判、260ページ
形式: 紙書籍、電子書籍
発行: 株式会社 日経BP
販売ページ: Amazonはこちら
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 小川・中林・天艸
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com
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BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と、現状を問い直し企業変革を促進するためのさまざまな洞察を基にクライアントを支援しています。最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能によりソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じ、組織に大きなインパクトを生み出すとともにより良き社会をつくるお手伝いをしています。
日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立しました。