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「BCGカーボンニュートラル・インデックス」は、カーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みが地球規模で加速する中、難易度の高い意思決定を求められる経営陣の戦略検討にお役立ていただくため、CN経営への取り組みの成熟レベルを網羅的、統合的に評価する指標です。

昨今の社会的な関心の高まりを受け、本年より自然資本や、廃棄物、人権等、サステナビリティ経営に関する取り組みを評価対象に新たに追加しました。

今回の調査は2023年9月~10月に東証プライム市場上場企業を対象に実施しました。

  • CN経営の日本企業全体のスコアは、昨年と同様レベル2 (CN化への取り組みに全社的に着手)の段階でしたが、スコアは2.10から2.19へと約0.1ポイント上昇しました。
  • CN経営に比較的早期から取り組んできたと想定される、昨年からの継続回答企業のスコアは2.32 (前年比+0.15ポイント)と全体をけん引する結果となりました。
  • サステナビリティ経営の日本企業全体のスコアは1.81でレベル 1(準備・部分的着手段階)と、今後本格化する段階です。

CN経営の成熟レベルを着実に高めるうえでは『早く取り組む』『継続する』ことが重要です。まずは着実に取り組み、継続することで、実行段階の具体的な課題を明らかにし、さらなる取り組み強化につなげていくことがカギとなります。

2022年の調査結果