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BCG流 調達戦略 経営アジェンダとしての改革手法

調達を取り巻く環境は急速に厳しさを増し、それらに対応できる組織能力は企業の競争力に直結するものとなっています。しかし、日本企業においては、調達の重要性に対する経営層の理解は不十分で、そこには大きなギャップがあります。本書では、調達領域の専門知識を持つコンサルタントが、現場での豊富な経験をもとに、調達部門が置かれている現状を分析し、調達を競争力向上のドライバーへと進化させる改革をどう進めていくべきか提示します。

主な内容:

1章 調達をめぐる環境の変化
調達をめぐる「トリレンマ」とは/高まる物価のボラティリティとコスト上昇圧力/調達の安定性を損なう供給リスクの増大/ESGへの対応 など

2章 調達機能を通じた競争力強化
コスト優位性を確立する/リスク管理を高度化する/サステナビリティ対応――サプライヤー・エコシステムの進化 など

3章 周回遅れの日本企業
事務屋と化す調達部門/調達部門の活躍を阻む障壁 など

4章 日本企業が取り組むべき調達トランスフォーメーション
あるべき姿の実現に向けた調達変革の道のり/クイックヒットによる改革機運の醸成/デジタル活用による効率化・高付加価値化/コスト、安定調達、ESG観点での徹底的な可視化/サプライヤーとの戦略的な関係性の再構築/トリレンマへの取り組みチームの立ち上げ など

(日本経済新聞出版)
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